こんにちはmOqOmです。
今回は、久しぶりのAdobe Encore CS6にてDVD-2層に書き出した際にレイヤーブレークが想定外の個所で追加されてしまうことがあったので、そのレイヤーブレークを削除する方法を紹介していきます。
IfoEditのダウンロード
まずは、以下の公式サイトから「IfoEdit」をダウンロードします。
IfoEditでレイヤーブレークの削除
ISOファイル内のVIDEO_TSフォルダをコピーし、コピーした「VTS_01_0.IFO」を選択します。
以下画像で赤く囲んでいる個所が今回削除対象でレイヤーブレークが設定される個所になります。
ここで重要なのは「Cell」番号を覚えておきます。今回では「Cell 25」となります。
「VTS_PGCITI」の「VTS_PGC_1」を開き先ほどの「Cell」番号を探します。
今回レイヤーブレーク削除対象の「Cell 25」が見つかり、「値」が「1」となっているので、ダブルクリックして値を編集します。
値を入力するウィンドウが表示されたので「値」を「1」から「9」へ変更します。
「IfoEdit」で開いたフォルダを参照して、先ほどまでレイヤーブレークがついていた「Cell 25」を確認し、レイヤーブレークが外れていることを確認します。
あとは「Save」を押下し「VTS_01_0.IFO」を上書きして保存します。
「VTS_01_0.IFO」を保存する際に「BUP」も変更するか聞かれるので「はい」を押下して上書き保存します。
あとは、ImgBurnなどを用いて「VIDEO_TS」フォルダをISOファイルに戻したらレイヤーブレークの削除は完了です。
ImgBurnによるISO化
ImgBurnで「VIDEO_TS」フォルダをISO化する方法について説明していきます。
「ファイルからイメージファイルを作成する」を選択します。
入力元に先ほど修正したIFOファイルがある「VIDEO_TS」フォルダを選択して追加を押下します。
フォルダを追加できたら右が下にある「電卓マーク」を押下します。
レイヤーブレークポイントを作成するウィンドウが表示されるので「開始時間」が「IfoEdit」でのレイヤーブレーク個所の時間と一致していることを確認して「OK」を押下します。
※「IfoEdit」の「Pos」から「time」を引いた値がレイヤーブレークの開始時間になると思われます。
あとはISOファイル出力先を決め書き出しを行います。
残りはDVD+R DLで書込みを行えば正しくレイヤーブレークが設定されたDVDの完成です。
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