こんにちはmOqOmです。
この記事では、Power Automate Desktopを使用してメールを送信するフローの作成方法を紹介しています。
Power Automate Desktopでメールを送信することで、例えば【 Power Automate Desktopのフロー処理終了の通知 】【 メールの一斉送信 】といった際に使用できます。
今回メールを送信するサーバとしてGoogleが提供しているGmailを使用してメールを送信したいと思います。
また、メールを送信するにあたっては、会社や学校といった場所ではメールの送信ポートの使用がネットワーク管理者によって拒否されている可能性がありますので、フローが正常に機能しない場合があります。
メールを送信するフローの作成
では、さっそくPower Automate Desktopを使用してメールを送信するフローを作成したいと思います。
Power Automate Desktopのアクションの【 メール 】から【 メールの送信 】を追加します。
【 メールの送信 】パラメータの【 SMTPサーバー 】の情報を追加します。
今回は、Gmailを使用してメールを送信するのでGoogleから提供されている情報を記載します。
【 ユーザー名 】には、Googleのメールアドレスを入力し、【 パスワード 】には、Googleのアプリパスワードを入力します。
Googleのアプリパスワード生成方法は前回紹介しているので参照をしてください。
【 メールの送信 】パラメータの【 全般 】の【 送信元 】【 送信先 】【 件名 】【 本文 】を設定して【 メールを送信するフロー 】の作成は完了です。
今回入力した値は以下の表にまとめましたGoogle以外のメールを送信する場合はパラメータの選択の値を変更すれば可能になると思います。
パラメータの選択の値
項目 | 値 | 説明 |
SMTPサーバ | smtp.gmail.com | GoogleのSMTPサーバ |
サーバポート | 587 | GoogleのSMTPサーバポート |
SSLを使用する | はい | SSLを使用する |
SMTPサーバには認証が必要 | はい | 認証設定の有無 |
ユーザー名 | Googleアカウント | 認証用アカウント |
パスワード | Googleのアプリパスワード | 認証用パスワード |
全般
項目 | 値 | 説明 |
送信元 | Googleのアカウント | 送信元のメールアドレス |
送信者の表示名 | 空 | 表示したい名前(空の場合はメールアドレスが表示される) |
送信先 | 宛先メールアドレス | 宛先のメールアドレス |
CC | 空 | 説明省略 |
BCC | 空 | 説明省略 |
件名 | 【Power Automete Desktop】メール送信 | メールの件名 |
本文 | 【Power Automete Desktop】を用いてメール送信しています。 | メールの本文 |
本文はHTML | いいえ | メールをテキストメールとするかHTMLメールとするか |
添付ファイル | 空 | 説明省略 |
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